5月17日は高血圧の日～血圧について～

2025.05.12

発毛知識

スーパースカルプ新横浜菊名店の黒木です。

最近天気の悪い日や暑い日が多いですね。僕は暑いのが苦手なのでこれからの季節がとても憂鬱です(笑)

さて、5月17日は「高血圧の日」です。ご存じでしたでしょうか。本日は血圧と薄毛についてお話ししていきます。

高血圧と聞くと年齢を重ねた方のお悩みのイメージですが、最近は若年層の高血圧の方もいらっしゃいます。

◇血圧について

血圧とは、血液が動脈に送り出される時に血管の内側にかかる圧力のことです。高血圧とは動脈内の圧力が慢性的に高い状態をさします。収縮期血圧が140㎜Hg以上、拡張期血圧が90㎜Hg以上です。

上の血圧と下の血圧とよく言われていますが、上の血圧が収縮期血圧、下の血圧が拡張期血圧と言います。

収縮期血圧：心臓が収縮して血液を全身に送り出すときに血管の壁にかかる圧力のことを言い最高血圧とも呼びます。

拡張期血圧；血液を全身に送り出した後、心臓は拡張して血液を心臓に戻そうとします。その時に血管の壁にかかっている圧力のことで、最低血圧とも呼びます。

◇血圧はどう決まるのか

血圧は心臓から送り出される血液の量(心拍出量)と血管の太さや柔軟性＝全末梢血管抵抗(末梢血管の血液の流れにくさ)で決まります。

動脈硬化により血管の弾力性が失われたり、何らかの原因により細い血管が収縮し血管抵抗が強くなると血圧が上昇します。

その原因は様々です。

加齢、喫煙、過度な飲酒、ストレス、考えすぎる性格、暑いお湯での入浴、ヒートショック(外気温と室内温度の差が著しい)、睡眠不足、激しい運動、肥満、塩分の多い食事、動脈硬化を指摘されたことがあるなどです。

◇血圧と薄毛の関係性

髪の毛には毛根の部分にある毛母細胞というお母さんの細胞が正常に生まれ変わることによって元気に育ちます。
毛ぼ細胞が正常に生まれ変わるためのポイントは3つあり、

1.血液が通る道となる「血管」
2.髪の毛の栄養となる「血液」
3.「血流」

この3つの状態が良くないと、薄毛になりやすい状態といえます。

血圧が高いと、血管に柔軟性がなく血液が流れにくなります。そうすると、栄養に気を付けて食事をしたり、いいサプリを飲用していても血流が良くないと頭部まで運ぶことができません。また、人間は立位の時間が長く頭は一番上にあるため、血液は重力に逆らって流れていかないといけません。そのため血流の改善、そして高血圧の改善はとても大切になるのです。

また、薄毛だけではなく、高血圧や糖尿病、脳梗塞や心筋梗塞などの重大な病気になるリスクが高まります。

◇血圧の自己把握と生活習慣の見直し